相手への気遣いが大切です

親戚や友人など身近な人が出産したときには、素敵な贈り物をしてお祝いしたいものです。ですが、実際に贈る前に、まずは冷静になることも大切です。出産祝いがすべて喜んでもらえるとは限りません。ここでは、出産祝いを贈る際に確認しておいた方がいいことをまとめてみました。

・母子ともに健康か

出産というのは、お母さんにとって心にも体にも負担がかかります。産後に体調を崩す人もいますし、生まれてきた赤ちゃんが健康かどうかもわかりません。そんなときに、「出産おめでとうございます」という気持ちを贈っても、相手は素直に喜べません。

出産祝いは、基本的に赤ちゃんが生まれてから約1ヶ月以内に贈ることが大切だと言われています。その間に、相手のご主人やご両親に連絡をして、母子が健康であるかどうかを確かめておくといいでしょう。

・赤ちゃんの性別を確認する

出産祝いには、赤ちゃんの性別を確認しておくことも大切です。出産祝いには、やはり赤ちゃん用のグッズを選ぶ人もいるでしょう。ですが、男の子なのに女の子用のものを贈ったり、その逆だったりすると、相手の喜びも半減してしまいます。贈る前に、事前に性別を確認しておけば、相手をガッカリさせることもありません。

・実用性があるものを選ぶ

赤ちゃんグッズには、可愛いものが多くて、思わず贈ってあげたいものばかりです。ですが、その贈り物に実用性がなかったら、出産祝いにふさわしいとは言えません。たとえば、大型のベビーカーやベッドというのは、置場所にも困りますし、既に用意してある可能性があります。また、飾りばかりが華やかで、使い勝手が悪いものもあります。出産祝いには、贈られた相手が日常的に使いやすいものを意識するようにしましょう。

・縁起の悪いイメージのものば避ける

出産したばかりのお母さんは、精神的にもとてもナーバスになっています。縁起の悪いイメージのものを出産祝いで贈るのは、できるだけ避けた方がいいでしょう。なかでも、贈りがちなのがハンカチです。選びやすいし、手頃なのですが、その一方でハンカチは「別れ」を連想させるアイテムでもあります。タオルやブランケットなどにするといいでしょう。 出産祝いをするときには、何よりも相手への気遣いが大切です。