最低限覚えておきたい!出産祝いを贈る際のマナー

出産祝いを贈りたいけれども贈ったことがないためどうしたら良いのかわからない、このような悩みを抱えることはきっと少なくないですよね。出産祝いを贈る際には最低限押さえておきたいマナーがあるため、覚えておくとよいでしょう。

まずは出産祝いを贈る時期です。出産祝いだからといって生まれた報告を受けてすぐに贈るのはおすすめできません。また、出産前に出産祝いを贈るのもタブーとされているため、くれぐれも注意するようにしましょう。

ではいつがベストかというと、一般的にはお七夜のころから、つまり生後7日から1ヶ月ごろが良いとされています。しかし様々な事情が重なって生後7日で退院していない可能性もあるため、念の為生後2週間から3週間あたりを目安にしておくのがおすすめです。

贈る時期がわかったら、今度は直接手渡すべきか、郵送するべきかなど渡し方に悩むかもしれません。以前は退院後に相手の都合をきいてから直接渡すのが良いとされていましたが、近年では相手や赤ちゃんの体調を考慮して郵送するのが一般的になりました。相手に贈りたい旨を連絡し、里帰り出産であれば実家の住所を聞いておくようにしましょう。

メッセージを添える際には「きる」や「しぬ」などの忌み言葉を使わないように、そして相手の負担にならないよう長文を避けてポジティブな言葉を綴ることが大切です。 どうしても手渡ししたいのであれば相手の都合を優先し、短時間の訪問で済ませましょう。

出産祝いにはのしが必須となりますが、こののしにもマナーがあります。表書きは失礼に当たらないよう黒の毛筆で、「御出産祝」と書いた下に、それより小さな文字で自分の名前を記載するとバランスがよくなるはずです。

ちなみに現金を包む場合はのし袋になるかと思いますが、その場合でも同じように記載します。現金は新札を用意することも忘れないようにしましょう。 そして出産祝いの相場は相手との関係性によって異なります。例えば家族の場合は10,000から30,000円ほど、友人は3,000円から10,000円程度が相場です。

マナーをしっかり覚えて、相手が喜ぶお祝いをしてみるのはいかがでしょうか!?