親しき仲にもマナーあり。女性から親友に贈る出産祝いで「避けるべき」5つの落とし穴
出産は人生の一大イベント。親友の赤ちゃんが生まれたと聞けば、自分のことのように嬉しくなり、「何か素敵な出産祝いを贈りたい!」と思うものです。特に30代は、友人たちが次々に出産ラッシュを迎える時期でもあり、出産祝いを選ぶ機会も多くなります。
ただし、いくら親しい仲でも「やってしまいがちだけど、実は避けたほうがいい出産祝い」があります。気遣いのつもりが、相手にとっては負担になることも。今回は、30代女性が親友に贈る出産祝いで「避けるべき」ポイントを5つご紹介します。
1. 好みが分かれる“強いデザイン”やキャラクターもの
可愛いと思って選んだキャラクターアイテム。ですが、実はそのキャラクターを「好きじゃない」「家の雰囲気に合わない」と思っている人も意外と多いです。
特にベビー用品は、写真映えや家のインテリアにも影響するため、デザインにこだわるママは多く、好みが出やすいポイントでもあります。
避けたい例: アニメキャラのベビー服、派手なロゴ入りおくるみ、奇抜な色合いの玩具など。
代替案: 無地やナチュラルカラーのアイテム、オーガニック素材のシンプルなおもちゃなど、万人受けするものを。
2. サイズが合わない or 使用時期が限定されるベビー服
「80cmの洋服をあげたけど、夏用で着る頃には冬だった…」なんて失敗、よくあります。赤ちゃんの成長は早く、季節やサイズが少し合わないだけで、結局一度も使われなかったということも。
避けたい例: 季節感の強い服(ノースリーブや厚手コートなど)、靴や帽子(サイズが読めない)など。
代替案: 新生児期にすぐ使える肌着やスタイ、サイズ調整が効くアイテム、または商品券やカタログギフトで「好きなものを選んでもらう」選択も◎。
3. ママの育児方針を無視したアイテム
例えば、「おしゃぶりは使わない派」や「布おむつ派」など、ママによって育児スタイルはさまざまです。善意で贈ったアイテムが、相手のポリシーに反していた場合、使われずに終わってしまう可能性もあります。
避けたい例: 哺乳瓶(母乳育児にこだわっている人も)、ミルク関連グッズ、プラスチック製おもちゃなど。
代替案: 消耗品(おむつケーキやおしりふき)、名入れアイテム、赤ちゃんの写真を入れられるフォトフレームなど、「相手のスタイルに左右されにくい」ものが安心。
4. 高価すぎる or 他の人と被りやすい定番ギフト
親友だからこそ「特別感」を出したい!と、奮発したくなる気持ちはわかりますが、高価すぎるギフトは相手に気を遣わせてしまう可能性も。
また、定番すぎるギフト(例:オムツケーキ、ベビーブランケット)は、他の人と被るリスクも高めです。
避けたい例: 高級ブランドのベビー服、3万円超の家電グッズなど。
代替案: 少しの工夫で「気持ちのこもった特別感」を出せる、手書きのメッセージ付きギフト、名入れタオル、オーダーメイドの絵本などが◎。
5. ママがもらって困る“自己満アイテム”
「自分が便利だったから」「自分の子どもが気に入っていたから」という理由で選んだギフトが、必ずしも相手にとって良いとは限りません。特に、“育児経験者が語るおすすめアイテム”は、一歩間違えると“押し付け”に感じられてしまうことも。
避けたい例: 使い方が難しい知育玩具、自作のハンドメイドグッズ(好みが強く出る)、大量の絵本など。
代替案: 相手に「選ぶ余地」を与える形のギフト(ギフトカードやカタログギフト)、またはママ自身へのプチご褒美(ハンドクリームやカフェチケット)なども喜ばれます。
まとめ:親友への出産祝いこそ、「相手ファースト」で。
「親友だからわかっているはず」と思いがちですが、出産後の生活は想像以上に繊細で、価値観も大きく変わることがあります。
出産祝いは、“モノ”だけでなく“気持ち”を贈るもの。だからこそ、相手の立場に立って選ぶことが何よりも大切です。
迷ったら「これ、何がいいか相談してもいい?」と一言聞くのも、立派な心遣い。
“思いやり”が伝わるギフト選びを心がけたいですね。